2012年9月25日火曜日

[古今和歌集]紀貫之・1

<紀貫之・1・古今和歌集>

袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ

訳・夏に袖も濡れて手ですくった水が、冬の間は凍っていたのを、立春の今日の風が溶かしているのだろうか。

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