<小西来山・古典の名句>
行水も日まぜになりぬむしのこゑ
(秋)
2012年11月30日金曜日
2012年11月29日木曜日
2012年11月28日水曜日
2012年11月27日火曜日
2012年11月26日月曜日
2012年11月25日日曜日
2012年11月24日土曜日
2012年11月23日金曜日
2012年11月22日木曜日
2012年11月21日水曜日
2012年11月20日火曜日
2012年11月19日月曜日
[古典の名歌]大隈言道
<大隈言道・古典の名歌>
いつよりか入相の鐘はなりつらむこころづきたるはての一声
訳・いったいいつから夕暮れ時につく鐘は鳴っていたのだろう。気がついたのは最後の一つきりだったよ。
いつよりか入相の鐘はなりつらむこころづきたるはての一声
訳・いったいいつから夕暮れ時につく鐘は鳴っていたのだろう。気がついたのは最後の一つきりだったよ。
2012年11月18日日曜日
[古典の名歌]良寛・3
<良寛・3・古典の名歌>
つきよみのひかりをまちて帰りませ山路は栗のいがのしげきに
訳・月の光で明るくなるのを待ってお帰り下さい。山の道は栗のいがが多いので足で踏まないように気をつけて。
つきよみのひかりをまちて帰りませ山路は栗のいがのしげきに
訳・月の光で明るくなるのを待ってお帰り下さい。山の道は栗のいがが多いので足で踏まないように気をつけて。
2012年11月17日土曜日
[古典の名歌]良寛・2
<良寛・2・古典の名歌>
この里に手まりつきつつこどもらと遊ぶ春日は暮れずともよし
訳・この里で手まりをつきながら子供たちと遊ぶ春の日は、とても楽しくて暮れなくてもよいほどだよ。
この里に手まりつきつつこどもらと遊ぶ春日は暮れずともよし
訳・この里で手まりをつきながら子供たちと遊ぶ春の日は、とても楽しくて暮れなくてもよいほどだよ。
2012年11月16日金曜日
2012年11月15日木曜日
[古典の名歌]香川景樹
<香川景樹(かがわかげき)・古典の名歌>
しぐるるはみぞれなるらしこの夕べ松の葉白くなりにけるかな
訳・降ったりやんだりしているのはみぞれであろう。今日の夕方松の葉が白くなったよ。
しぐるるはみぞれなるらしこの夕べ松の葉白くなりにけるかな
訳・降ったりやんだりしているのはみぞれであろう。今日の夕方松の葉が白くなったよ。
2012年11月14日水曜日
2012年11月13日火曜日
2012年11月12日月曜日
2012年11月11日日曜日
[古典の名歌]賀茂真淵
<賀茂真淵・古典の名歌>
にほどりのかつしかわせのにひしぼりくみつつをれば月かたぶきぬ
訳・葛飾で取れた早稲で作った新しい酒をくみかわしながらふと見上げると、すっかり西の空に月が傾いているよ。
にほどりのかつしかわせのにひしぼりくみつつをれば月かたぶきぬ
訳・葛飾で取れた早稲で作った新しい酒をくみかわしながらふと見上げると、すっかり西の空に月が傾いているよ。
2012年11月10日土曜日
[古典の名歌]光厳院
<光厳院・古典の名歌>
しづむ日のよはき光はかべに消えて庭すさまじき秋風の暮れ
訳・沈んでいく太陽の弱い光が壁に反射するのが消えると、庭は物寂しい様子になり秋風も吹く夕暮れであるよ。
しづむ日のよはき光はかべに消えて庭すさまじき秋風の暮れ
訳・沈んでいく太陽の弱い光が壁に反射するのが消えると、庭は物寂しい様子になり秋風も吹く夕暮れであるよ。
2012年11月9日金曜日
[古典の名歌]源実朝・4
<源実朝・4・古典の名歌>
山はさけ海はあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも
訳・たとえ山が割れて海の水がかれるような世になっても、あなたを裏切る心をもつことがありましょうか。いやありません。
山はさけ海はあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも
訳・たとえ山が割れて海の水がかれるような世になっても、あなたを裏切る心をもつことがありましょうか。いやありません。
2012年11月8日木曜日
[古典の名歌]源実朝・3
<源実朝・3・古典の名歌>
物いはぬ四方(よも)のけだものすらだにもあはれなるかな親の子を思ふ
訳・物を言うことのできない、至る所にいる獣でさえも、しみじみと心うたれることだよ。親が子を思うことは。
物いはぬ四方(よも)のけだものすらだにもあはれなるかな親の子を思ふ
訳・物を言うことのできない、至る所にいる獣でさえも、しみじみと心うたれることだよ。親が子を思うことは。
2012年11月7日水曜日
2012年11月6日火曜日
2012年11月5日月曜日
2012年11月4日日曜日
[古典の名歌]和泉式部・3
<和泉式部・3・古典の名歌>
とどめおきて誰をあはれと思ふらむ子はまさるらむ子はまさりけり
訳・親と子を残して死んだ娘は、誰を哀れだと思っているのだろうか。子がまさっているだろう。私自身、子がまさっていることだよ。
とどめおきて誰をあはれと思ふらむ子はまさるらむ子はまさりけり
訳・親と子を残して死んだ娘は、誰を哀れだと思っているのだろうか。子がまさっているだろう。私自身、子がまさっていることだよ。
2012年11月3日土曜日
[古典の名歌]和泉式部・2
<和泉式部・2・古典の名歌>
黒髪のみだれもしらずうちふせばまづかきやりし人ぞ恋しき
訳・黒髪が乱れているのにも気がつかず横になると、まずは手で髪をかきのけてくれた人が恋しいことだよ。
黒髪のみだれもしらずうちふせばまづかきやりし人ぞ恋しき
訳・黒髪が乱れているのにも気がつかず横になると、まずは手で髪をかきのけてくれた人が恋しいことだよ。
2012年11月2日金曜日
2012年11月1日木曜日
[古典の名歌]藤原公任
<藤原公任・古典の名歌>
思ひしる人もありける世の中にいつをいつとてすぐすなるらむ
訳・世のはかなさを悟って出家する人もいる当世なのに、自分は今どんな時だと思ってむだに過ごしているのであろう。
思ひしる人もありける世の中にいつをいつとてすぐすなるらむ
訳・世のはかなさを悟って出家する人もいる当世なのに、自分は今どんな時だと思ってむだに過ごしているのであろう。
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