2012年10月21日日曜日

[新古今和歌集]藤原家隆・2

<藤原家隆・2・新古今和歌集>

志賀の浦や遠ざかり行く浪まより氷りて出づる有明の月

訳・志賀の浦よ、岸から凍るにつれて遠ざかっていく波の間から、凍りついたように冷たく光って出てきた有明の月よ。

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