2012年10月19日金曜日

[新古今和歌集]藤原定家・3

<藤原定家・3・新古今和歌集>

しろたへの袖のわかれに露おちて身にしむ色の秋風ぞ吹く

訳・白い衣の袖と袖を分かつ明け方の別れに露が落ちて涙も落ち、身にしみとおるような色の秋風が吹くことだ。

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