2012年7月31日火曜日

[万葉集]大津皇子2

<大津皇子・2・万葉集>


ももづたふ磐余の池に鳴く鴨を今日のみ見てや雲隠りなむ

訳・磐余(いわれ)の池に鳴く鴨を見るのも今を限りとして、私は死んでいくのだろうか。

2012年7月30日月曜日

[万葉集]大津皇子

<大津皇子・万葉集>


あしひきの山のしづくに妹待つとわれ立ち濡れぬ山のしづくに

訳・あなたを待って立っていて、私は山の木からのしずくに濡れてしまった。山のしずくに。

2012年7月29日日曜日

[万葉集]大海人皇子(天武天皇)

<大海人皇子(天武天皇)・万葉集>

よき人のよしとよく見てよしと言ひし芳野よく見よよき人よく見

訳・昔のよい人がよいと、よく見てよいと言った吉野をよく見よ。今のよい人よ、よく見よ。

2012年7月28日土曜日

[万葉集]額田王(ぬかたのおおきみ)・2

<額田王(ぬかたのおおきみ)2・万葉集>

君待つとわが恋ひをればわが屋戸のすだれ動かし秋の風吹く

訳・あなたを待って恋しく思っていると、わが家のすだれを動かして秋風が吹くことです。

2012年7月27日金曜日

[万葉集]額田王(ぬかたのおおきみ)

<額田王(ぬかたのおおきみ)・万葉集>

熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな

訳・熟田津で船出しようと月を待っていると、月も出て潮も満ちた。
さあ漕ぎ出そう。

2012年7月26日木曜日

[万葉集]天智天皇

<天智天皇・万葉集>


わたつみの豊旗雲に入日さし今夜の月夜さやに照りこそ

訳・海の上に大きくたなびいている雲に夕日が差している。今夜の月は明らかであろう(明らかに照ってほしい)。

2012年7月25日水曜日

[万葉集]有間皇子(ありまのみこ)

<有間皇子(ありまのみこ)・万葉集>


家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る

訳・家にいるときはいつも食器に盛る飯を、旅の途中なので椎の葉に盛ることだ。